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※ごちゅうい!!!!
佳主馬♀(17歳)×健二♂(13歳)の年齢逆転+性別転換変態ギャグです。
閲覧すごく注意。
夏希先輩も13歳で♂です。
あ、変態なのは佳主馬ですよ。キング犯罪ですキング。
何が出ても怒らないよ!という慈母の如きお方のみずずいと下へお進みください。
ぎゃああああという怒気と必死をめいいっぱい詰め込んだ雄叫びとけたたましい足音が半壊してボロボロの屋敷のなかを走り回り、勘弁して下さいと大黒柱が悲鳴を上げる。
屋敷の人間は緊張してめいめい立ち上がり、集まっていた座敷からそれぞれ別方向へ飛び出して駆け回る騒ぎの元締めを探した。
「佳主馬姉ぇえええ健二を返せぇええええ!!!!」
夏希の涙交じりの叫び声にはじき出されるように、どがんと一角の襖を蹴倒して廊下に躍り出た黒い影。
小脇に旅行鞄でもひっかけるようにして大きな荷物を抱えた彼女は、ところどころ落とし穴の空いた板張りの廊下をふわりひらりと華麗に跳び跳び走り抜ける。
極ミニのホットパンツとタンクトップの袖口からすらりと伸びた日に焼けた手脚はモデルも真っ青の美しさで引き締まった曲線を描き、バランスをとって器用に踊る凹凸のはっきりとした体は均整のとれた長身だ。
顔の半分を覆い隠す黒髪は艶めいて揺れ、知性を感じさせる顔立ちを縁取る。
絶世の美人と言って差し支えない美貌の中心で強く輝くのは、情熱の焔を宿した切れ長の瞳。
慌てて飛び出し角を曲がり切れずに庭に落ちた夏希を肩越しにその目だけで確認すると、勝ち誇った笑みを浮かべて荷物たる小柄な少年に語りかけた。
「邪魔者は消えたね。」
瞬間、ずぱーんと小気味よい音が響いて黒髪の頭ががくんと前にぶれる。
「佳主馬、そこへ座んなさい。」
受けた衝撃の100倍くらいの口撃を仕掛けようと振り向いた女帝はしかし、自分の頭を平手で打ったのが母親である聖美だったことを知り、仕方ないとため息をついた。
池沢女帝のためになる恋愛講座
「夏希くんに謝んなさい。意識が戻ったらもちろん健二くんにもね。それから無暗に屋敷を壊して回らないで。これ以上傷がついたらほんとに大黒柱ごとへし折れかねないわ。」
「屋敷が壊れたのは僕のせいじゃなくてそこのロクデナシのせいだろ。なんでそのせいで僕が恋路を遠慮してやらなきゃいけないわけ?あと夏希には謝らないよ。あいつは僕と戦ってる。勝者が敗者に謝罪なんてしなきゃいけない理由は無い。それから健二にも謝らない。だってこいつも当事者だもの。僕の気持ちを受け止める義務がある。」
ねえ健二、とぐったりと力と意識の抜けた華奢なからだを抱き締めて、その頬にちゅっと口づけを贈る又従姉の姿を見て、庭に落ちてあちこち擦り剥き手当てをしてもらっていた夏希少年がぎゃああああと声を上げた。
わなわなと肩を震わせ涙を浮かべているその肩を、陣内家の男たちがそっと叩いて慰める。
女性陣はというと、全く懲りた様子もなく胡坐をかいて持論を展開する佳主馬(とその腕の中で伸びた健二)を取り囲み、怒りを通り越した呆れの心境で見下ろしていた。
だってこれが初犯じゃないのである。
あらわしが落ちてからこっち、「佳主馬の健二くん略奪未遂事件」は日に何度も起こる茶飯事になってしまっていた。
最初は一家で阻止しようとどたばたやっていたのだが、あまりにも佳主馬が執心なので面倒くさく、また止めることも難しいと分かってからは、もう夏希しか毎度反応している者がいない。
今はまだ未遂で済んでいるが、日に日にボロボロになって余裕も体力もなくなっていく夏希がリタイアしたらきっと完遂されてしまうのだろう。聖美は母親として嘆かわしい気持ちでため息をついた。
「佳主馬」
「何。」
「あのね、何も健二くんを可愛がるのをやめろと言っているんじゃないの。やり方を変えなさいと言ってるのよ。」
「無理。」
「無理じゃないの。恋人にするにしたって、もっと健二くんの意見を尊重してあげないと可哀相でしょう?」
恋人に「する」と言ってしまっているあたり、聖美も立派に陣内家の女傑である。少し離れた位置でゾっと背筋を震わせた男共の様子になどかけらも注意を払わない女性たちのど真中で、佳主馬はしゃあしゃあと言い放った。
「健二が僕のこと嫌いなわけないからいいの。」
だいすきだっていってもらったもの と主張する佳主馬の目はやけにキレイで、爛々と輝いていた。
そもそも健二は夏希の恋人役(彼女役)として陣内家へやってきたのだが、騒動の最中に男であることがばれてしまってからは佳主馬と一緒にいることの方が多かった。ちなみに女の子を演じていた間の偽名はタケコちゃん。安直にも程がある。
「女の子を泊りでつれてくるわけにはいかないから女の子に見えなくもない健二に彼女役を頼んだ」と白状した夏希。健二とはクラスメイトで仲がいいとは言っても一緒に遊びに出掛けるほどの関係ではなく、憧れのキングカズマと共に戦える興奮が、13歳の少年には大きかったようである。
健二は佳主馬に懐き、自分に懐く少年のなよっちく見えて実にしっかりとした芯を見出した佳主馬は、「あ、これだ。」と思い(本人談)、すぐアプローチを開始した。
「僕のこと好き?」と直球で訊くと素直でまさか天下のキングが自分に気があるなどとは思ってもいない健二は満面の笑みで「大好きです!」と答えたそうである。ほんのり頬を染めたあどけない笑みに、佳主馬は脳内で祝福の鐘の音を聞いた。
「両想いなら色々したっていいでしょ。」
かくてキングの大暴走は幕を開ける。
佳主馬はムラムラするといきなり健二を連れ去る癖がついた。常に誰かの目がある屋敷の中でも何とか人気のないところを探して、あれやそれや色々さまざま致したいと思っているのだが、健二の方にはまるっきり「キングと僕が恋人同士」という意識はない。悲しき認識の齟齬である。
いきなり横抱きにされて走り出す佳主馬と敏く事態を把握してそれを阻止しようと追いかける夏希(初期は家族全員だった)との鬼ごっこの中で振り回され、たいていは健二が泡を吹いて気絶してしまうので佳主馬は結局目的を達せた事がない。
しかし昨日あたりから「まあ寝ててもいいか」などと不穏なことを言って健二の着ているものを剥ぎとろうとするようになってしまった。これは非常にまずい。倫理的に色々と。
「あんたねえ…」
お手上げだ、と言わんばかりに娘の傍に腰を下ろした母親ににっこりと笑いかけて、佳主馬は最強の壁を陥落せしめた喜びに浸った。
「母さんだって嬉しいでしょ?健二のこと気に入ってるじゃない。あと5年したら息子ができるよ。」
大きく膨らんだお腹の中にいる妹に向かって、ほら、これがお前のお義兄さんだぞと気絶した健二を差し出して見せる、その姿がまるでままごとをしている少女のように見えて、男性陣の恐怖は極限まで高まった。
「こいつは僕のだ。誰にも渡さないよ。」
人生も恋愛も、運命すら戦って勝ちとってみせると浮かべられたその笑みは、女帝の凄みと風格を備えて場を圧する。
親戚一同(震えて吠えている夏希を除く)は「あ、もうダメだこりゃ。健二くんごめん」と心の中で合掌した。
女帝式恋愛戦略その1
「恋はやったもん勝ち」
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健二くんがのっけから終わりまで意識がないとかどういうこと?(^^)
問題はそこじゃないですよねええ分かってます分かってますとも。
とうとうやらかしました。満を持してと言った方が本館の私を知って下さっている方には馴染みやすいでしょうか。佳主馬♀×健二♂でショタです。そんなこと問題でないほどの大問題がこのキングにはあるような気がしなくもないですが、いかんせん書いた本人なのでよく分かりません(^^)
でも今回はまだ暴走しきれてない感がありますね。もっとやってもいいんでしょうか。どこまでなら許されるのでしょうか。にょキングは破廉恥なことをどんどんやってくれそうなので考えるのはとても楽しいです(黙ろうか)。
「やっぱり君はこういうの書かないと(笑)」と背中を蹴飛ばした友人と、「変態期待してます(笑)」という愛しのおねえさんの応援があってこの佳主馬は誕生しました。
………祝えねえよ!!!というご意見もっともです!すみません!!!
基本女の子攻めをかくのが好きです…攻めの女体化もっと増えろ……!!
2009/11/17 サマヲ(カズケン・にょた) Trackback() Comment(4)
COMMENT
初めてにょたカズマの話で面白いって思いました!
他ジャンルだと大丈夫なのにサマウォダメだったのですが摩央様の書かれたカズマが攻め攻めしいから大好きなんですね!!お素敵!ショタ健二さんハアハアな変態なんで年齢操作もおいしくいけましたモグモグ
この調子でショタからロリもしませ(ry
変態ですみませんm(u_u)m
これからも頑張ってください!
すいませんすいません家の旦那4歳下なんですごめんなさい昔確かに友人に会った頃の年齢とか考えると犯罪とかショタとか言われました(今はその友人も人の事いえない)うーわーんごめんなさーい;;(逃)。
こんばんは!!
挨拶もそこそこ、開口一番に申し訳ないのですが、すっごくおもしろかったです(笑)
いやあ、キングさすがですキング!!健二先生と佳主馬君設定のにょたも大変おいしいですが、傾国の最強女傑設定のこのお話もすごくいいです。
いやあ、健二君、、絶対に逃げられないですね。この方には。そして何年たっても勝てないと思います。でもでもっ、不意打ち的に健二君が天然タラシを佳主馬さんに対して発動させて、うろたえて真っ赤になる佳主馬さんもみたいような、、、。
その他の作品も全部読ませていただきました!!ちょくちょく遊びに来させていただきますね!!
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無題
キングさすがですキング!あれ?クイーン…?
攻めにょたって楽しいんだ、と開眼しました(笑)
これで5年後とか読んでみたいかも。
NONAME 2009/11/17 22:06 EDIT RES