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ついったでやっている「映画タイトル50題」より、TOVで消化したもの十編。
配布元:「a dim memory」さま(http://shinesky.yu-nagi.com/index.html)
ユリレイ・レイユリ中心ですが、キャラ単体の独白や考察もあり。
※ネタバレ、未来捏造ネタ含む
おっさんもう若くねえのよ、と言われる度に、女性と見紛う美貌は歪んだ。
男だけが気付ける歪みは男の顔をくしゃりと潰した。
美しい若者の歪みは過去への嫉妬、男の歪みは未来への乞食。
忘れも諦めもできないで二人、時という絶対なるものを睨んでは歪んだ。
【20世紀少年:TOV/レイヴン⇔ユーリ】
※未来捏造
恋人の話をしてあげよう。
男は言って、春の花のこと、夏の砂漠のこと、秋の夕暮れのこと、冬の氷の海のことを語った。
焦れた僕は肝心の恋人の話をとせがんだ。
男は「少年にだけ教えてあげる」と一番星を指差し、笑った。
その胸に、ほんのりと赤い光が見えた。
【星になった少年:TOV/ユリレイ】
恋は花火みたいなもの。
ぱっとひらいて咲いて散って、でもこの胸にずっと残る。
精霊の器から精霊そのものになったって、忘れなかったよ。
幾千幾億昇り落ちる日をぐるり眺めておまえさんの名前の星を迎えるから。
「ユーリ、愛してるぜえ」
【恋と花火と観覧車(→星になった少年):TOV/ユリレイ】
ユーリはお兄さん。
強くて優しくてかっこよくて、頼もしい。
レイヴンはお父さん。
ちょっと面倒くさいとこもあるけど、いざって時は支えてくれる。
でも…
「リタ、エステル、ジュディスは、お母さんにもお姉さんにもできない…」
「言うな、聞かれたらひどいぞ」
【ガキンチョ★ROCK:TOV/カロル】
※ゲーム本編終了後設定
カロルの稽古相手に疲れて帰ると、卓上にクレープが。
持ち主確認なんてしてたら下町じゃ生き残れない。
すぐ齧り付くと、庭の方から爆発音とおっさん声の「愛してるぜぇ」。
リタに向けられた回復術式の掛け声でしかないそれへの返事を、クリームの中に吹き込んだ。
【日常~恋の声~:TOV/レイユリ】
踊るように剣を振り、鋭い目線で世界を切り裂く。
翻る闇色の髪、煌めく細身の得物とそれを操るしなやかな腕。
生臭い風の中に在っても見惚れさせるその姿は、闘神と形容したくなるほど。
土煙りの中振り向くと、にっと笑って口を開いた。
「しゃきっとしやがれ」
【荒くれKNIGHT:TOV/ユーリ】
※『虚空の仮面』ネタ
土台何も無いのだ。
与えられては認識を拒み、自分で手を伸ばす事はしてこなかった。
土台も何もないのだ。
あるはずの過去は失い、消されてそれを甘受した。
土台何者でもないのだ。
そう思い出して鏡に向かう。
見慣れて久しい空虚な翠が、お前は誰だと問うてくる。
【積木くずし:TOV/シュヴァーン】
※本編終了後ネタ
ドラマチックなプロポーズの演出の手伝い、というユーリにしてみれば何とも奇妙な依頼は、戦闘狂×2・お子様・犬という編成の凛々の明星メンバーの手に余り、最終的に博愛主義の称号を持つおっさんの元へと持ち込まれた。
「すげえなおっさん、よく思いつくな」
「恋のことならお任せあれってね」
天を射る矢の自室でくつろいでいたレイヴンは、いつもの羽織も脱いだラフさで眠そうな目をしていて、ユーリは思わず皺のある目元に口づけた。
「へあ!?」
立ち上がりこそしなかったものの、大きく椅子を揺らして驚いた中年の肩をがっちりと抑えて、テーブルの真向かいから身を乗り出した姿勢の青年は、浅黒い額にもキスをした。
「なななんなん」
「俺には無理そうだ」
したいと思ったらまだるっこしいことしてらんねえ、と笑うお顔だけなら美女なのに、なんて男前なんでしょ。
「も、おっさん、あんま、いじめないでよ…」
心臓もたないわ、と言ったおっさんの胸に、青年が気遣わしげに手を伸べて。
恋はいつだって、何もしなくたってドラマチックになれる。
溺れていればいるほど、何の小細工も必要ないのだ。
思って青年のいつも通りの、しかしわずかに心配そうな顔を見て、おっさんは明滅を速める心臓を叱るようにおさえた。
【マンハッタン・キス:TOV/ユリレイ】
※本編終了後ネタ
何度も死にかけた。
その度に生き残ってきた。
自力で死神を退けたことは一度としてなかったが、
もしまた死に瀕する事があるなら、今度こそ、自分の意志で抗いたい。
そして生きたい。
望むことは自分にとって恐怖だけれど、それでも希望に生きると決めたから。
【天国は待ってくれる:TOV/レイヴン】
血塗られた手であたたかいものを抱くことを躊躇わない。
知られようとも、忘れている時間の方が長くなるように。
狩り続ける自負などありはしない。
覚悟だけは決して忘れず、いつか狩らずに済む時代が来ると信じて影に佇み続ける。
心の底では、誰も来るなと願いながら。
【闇の狩人:TOV/ユーリ】
2011/01/17 TOV(ユリレイ・レイユリ) Trackback() Comment(0)
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